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印西ロッキー。“これぞクライミング!“old school課題

2018/12/19 印西ロッキー往訪

皆さんこんばんは、ソムリエです。

先日はホールド替えが行われて間もない印西ロッキーに行って参りました。

今回はゲストセッターにハマケンさんと小澤信太さんが入っており、普段とは少し違ったテイストの課題が豊富でした。

各グレード一本くらいインスタ映えしそうなジムっぽい課題(ダイナミックだったりボリューミーだったり)があるのですが、全体的な構成で見れば2級まではボリューミーでインスタ映えしそうなポップな課題が豊富。1級以上はトレーニーというかこれぞクライミングと言わんばかりのold school的感じ。時期的なものかカチ課題がいつもより多めだったように思います。保持って耐えてしっかり踏んで動いていく感じが堪りません。インスタ映えする課題もやっていて楽しいのですが、トレーニングになるかといえばそういうわけではありませんからね

ちなみにold school的面白さを詳細に言葉で説明するのは難しいのですがホールドのチョイスや課題におけるムーブと保持感の強度バランスだったり、そういった捉えにくい部分が絶妙な加減でまとまっているという具合です。特にハマケンさんの課題は『説明するのは難しいけれど落ち着いた課題の見た目とは裏腹に、クライマーなら誰もが面白いと感じる』という特徴があって、なんだか妙に面白いんだけどと思ってセッターを見るとハマケンさんだったりするのです。例えばロケット壁のオレンジ色の3級とか。フットのボテの使い方がかなり絶妙で、痺れました。ロッキーの3級としてはやや悪めかもしれませんが、まだまだ3級なんてと思っている方も是非触れてみてください。ついリピートしてしまいたくなる面白さがあります。そしてバルジ壁の切り株の1級にはセンスしか感じません。このホールドのチョイスといい、ムーブの構成や強度のバランスも絶妙。まぁ正直見た目が見た目なので最初は手を出さなかったのですが、なんだかんだ一番打ち込んで面白いと思った課題はこれでした。こちらは事前に動画などをみないで自分でムーブを探っていくのがより楽しむ秘訣かと思います。非常に味わい深い課題ですので、是非訪れた際にはトライしてみてください。

他にも秀逸な課題がたくさんありますので、雨の日のトレーニングや年末の遠征に訪れてみてはいかがでしょうか?

それでは皆さん、またお会いしましょう。

 

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