群馬 関東地方

2019年のランボルギーニイベント・老若男女問わず課題に触れて!

皆さんこんばんは、ソムリエです。

先日はホールド替えがなされたばかりのRANBOにお邪魔してきました。『ランボルギーニ』というイベントが現在開催されており、ランボによく行ってはいるけどそう行ったイベントに参加した試しがなかったような気がしたので、ちょっと早めに行ってきました。

2018年のランボルギーニイベント記事

 

9/14の時点で課題は30本ほど。いつもの往訪時に比べればやや少なめですが、このくらいだと課題を絞って集中できるのでいい具合です。

とりあえずまず目を引くのは、120度の黄色の課題でしょう。Bloczの新しいボテをふんだんに使用し、パッと見比較的簡単そうですが、実はそんな事ないんです。下部は確かに気持ちよ〜く動けるのですが、上部に入った途端に強烈なバランシーさを求められ、ボリュームがある分最適なポジションが分かりにくく、何度も探りに行ってしまいました。クライミングにおける足とポジションの重要性を改めて認識させられる良い課題。上部もやり方さえ分かってしまえばそれほど保持感は必要ないので、男女や大人子供、グレード関係なく触ってもらいたい課題です。

その隣にある青もオススメで、現セット中の課題の中でも悪い方に部類されるモノ。下部はポジショニングとバランシーさでこなせますが、上部は最終的に思いっきり保持。しかもその保持のアングルが絶妙に悪くて、かなり気合い入れて保持しましたがゴールに手を出す程の余裕なし。ゴール取りで落ち続けているのが悔しくてしばらくやっていましたが、あえなく敗退。比較的シンプルな見た目でありながら課題の見た目も整っていて、色んな要素が詰まった上に難解さも隠されている感じがまた良く出来ていますね。

3D壁には悪めの課題が集中しており、黒と緑と黄色が悪めの課題。黄色の課題がその中では一番取り付きやすく、新しく買ったCheetaのボリュームとカチをふんだんに使用した、とても楽しい課題。上部のボリュームを取る辺りから一気に引き締まり、ゴールマッチも曲者。のんびり登っていると体力が思いの外残っていなかったりするので、ここは自動化を使ってスピード勝負。ヨレる前に登る。そして多分その次の強度と思われるのが緑の課題。ここからもう出来ない。一見見た目はポップなのですが、中身は全くポップじゃない。かなり保持感強め。下部のパートをこなすだけで全身ガクガクでした笑 この見た目とのギャップがすごい。黒い課題はこちらも下部核心で、2手目が取れるかどうか。ポジションに入れば止まる気はするのですが、そのポジションまでが果てしなく遠く感じます。手もポジションも絶妙に悪て、入りたいポジションまで動けない。動きも見た目もカッコイイので心底惹かれていたのですが、これもあえなく敗退。

ルーフでは紫の課題がオススメ。上から下までボテボテしいボテ好きには堪らない見た目に、下部のアスレチックのような楽しさ。そして中盤以降のしっかりとした強度のクライミングのバランスがとても良い。とりわけゴール取り付近の辛さと気持ち悪さは、かなり癖があって面白いですね。ゴールが微妙に遠くて、しっかりと耐えないと簡単に落ちてしまいます。またトゥフックなど足技を多用するので、それもまた面白い。トゥフックを多用する課題でもあるので、気づくと思いの外体幹がヨレていたりしますので、早い段階で取り付いておくのがいいでしょう。

一番奥の垂壁では緑の課題が悪くて面白かったですね。垂壁パートはかなりストレスフルな感じで、初手のスロットのカチをマッチは、渾身のマッチでしたね。滑り手のせいか、指皮が肥厚して指が太いので、大変に苦労しました。そしてコーナーゾーンに行けばなんとかなるだろうと思っていたら、ここも前半に引けを取らない悪さが出ていて、ボテに付いたアンダービスのいやらしさ。ゴールがガバボテだから飛びつこうと思っていたら、多分そんなことしたら左手が抜けて吹き飛ぶイメージが鮮明に浮かんだので、必死の距離だしでなんとか解決。最初から最後まで全く気を抜けないレジ系の課題でした。

と、今回はこんな感じ。新しく買ったホールドが次々と投入されていますので、いつもとまた違った雰囲気でとても楽しめました。この課題は10月16日くらいまで。ここから更に課題が追加されるようなので、みなさんが訪れる時には更にボリューミーな仕上がりになっていると思います。

ぜひ、この課題たちが残っている間に足を運んでいただけたらと思います。

それでは皆さん、またお会いしましょう。

 

RANBOの別の記事を読む

 

関連記事

-群馬, 関東地方
-

Copyright© クライミングジムソムリエ , 2024 All Rights Reserved.