2018/10/17 印西ロッキー 往訪
皆さんこんばんは、ソムリエです。
今回は印西ロッキーに行ってまいりました。ホールドも変わったし、話題のサテライトロッキーを使ってみたかったのでね。
印西ロッキーの課題傾向
とりあえず課題の方はというと、印西らしく保持感強めで大きく動く課題が豊富だったように思います。各グレードにコーディネーションやランジ系の課題もあり、ピンチやカチで真っ向勝負といった課題もあって、中々に楽しくトレーニングに興じることが出来ました。グレード感も程良い感じで、幅をもたせた感じなんだろうなと思える具合でした。甘めのはあるけど、しっかりそのグレードの強度を持たせているものもあり、それらのバランスが整っていたので、幅をもたせたグレード設定なのかなと。ゲストセッターにJこと柴沼さんと小澤さんが入っているので、それを目当てに行ってもいいでしょう。
サテライトロッキーはかなり使えるアプリ
さて、最近話題のサテライトロッキーですが、正直なところ登ってる最中にスマホを持ち歩かない身なのでどうなんだろうなーとか、クライミングとアプリという組み合わせがどれ程有用なものか懐疑的だったのですが、制作背景を聞いたり実際に使ってみて、かなり面白いものだなと思いました。
ラインセットが主流となりホームジムを持たない人が増えた昨今では、次々に新しい課題に触れることができ、1つの課題に打ち込むということは減っているのかと思います。定額制の音楽サービスが音楽を消費物としたように、ラインセットやSNSの普及は課題を消費物とし始めているのかなと。クライミングは難しさへの挑戦であり、自分にとって難しい課題がやっと出来た時の達成感や高揚感こそクライミングの醍醐味だと思うのですが、課題が消費物となりかけている今ではそれらの要素が薄れてきてしまっていると思うのです。出来なかったら次の課題行こうみたいにね。サテライトロッキーはアプリという今風の形を取っていますが、その実より課題を課題たらしめるツールとして良く機能していると思います。このアプリではその課題の完登数が一目でわかるので、誰が登ったとか興味ないよという方でも完登数が少ない課題がいいところまで行けていたらもうちょっと頑張ろうというキッカケを作ってくれますし、そういった細やかなモチベーションの種が散りばめられているものでした。
編集後記
他にも集大成やいろんな機能があり今後のバージョンアップで機能拡充がなされるそうなので、訪れる時には是非インストールしてから行きましょう。
それでは皆さん、またお会いしましょう。