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春日部エナジー模擬ボルダリング検定

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皆さんこんばんは、ソムリエです。

今回は春日部エナジーにて『模擬ボルダリング検定』が行われていましたので、お邪魔してきました。

模擬ボルダリング検定といっても、実際に検定でセットされるミキペディアの植田さんや、エナジー春日部店の店長の山内さん、それとトッキーの3人でセットした課題なので、ほぼ本番と同様の課題ともいえるでしょう。

実際検定本番では5本の課題を登るわけですが、今回のこのイベントは各グレード4本となっていますので、実際より少し濃ゆい感じに仕上がっているそうです。

さて皆さん、ボルダリング検定はご存知でしょうか。まぁ名前を聞いたことがあるという方は多いと思います。それを受けて、課題が何本か登れたら資格をもらえるというのもなんとなーく、知ってはいるかと思います。とりあえずものすっごく簡単にまとめると、以下のような感じ。

  • 日本クライミングジム連盟が運営している、JMSCA公認の事業。
  • 標準化されたグレードの課題が用意されている。
  • 各グレード計5本あり、3本以上完登で合格。
  • その5本はテーマに沿った形で作られている。
  • テーマは『保持・ダイナミック・テクニカルバランス・レジスタンス・ムーブの読みにくさ』がベースになっています。
  • レジスタンスとは、同じ出力を維持している状態のこと。抜きどころが無いというともいう。通称レジる。(これ便利な言葉)
  • 合格には等級があり、3本でブロンズ、4本でシルバー、全完登でゴールドとなる。

とまぁこんなところ。何か色々不足していそうですが。

私も正直よく理解していなかったのですが、『標準化されたグレードの各要素をこなせる実力があるか』というのを測るものだったんですね。金曜の夜に行われたインスタのライブ中継を見て、そこら辺の話を聞いていてやっと理解が追いつきました。コンペと違って競い合うわけでもなく、テストと同じように『課題対自分』の話であり、それは登れるか登れないかというクライミングそのものの純粋な動機と同じで、それを公式で認めてもらえるのがボルダリング検定ということですね。

確かにジムや岩場で何級が登れるようになったからといって、そのグレードの全ての課題が登れるようになるわけでもないし、こうやって標準化されたグレードの課題を登る中で自分がそのグレードに本当に達しているのかを測れるという寸法です。ついでに登れなかった課題がどのような要素の課題かも明確なので、今後のクライミングや日々のトレーニングに参考にもなりますし、自分の課題を明確にしたいと思っている方には最適なんじゃないかと思います。

 

さて本題の課題の方はと言いますと、各グレード4本になっていますので、総計20本で検定課題としては少し濃いめの仕上がりになっております。今まで何度か検定課題を触りましたが、結構淡々としているなという印象でしたが、今回のセットは多くの課題の場合で基本テーマにレジスタンスを加えたようなテイストで、各グレード登りごたえがあってとても面白い課題ばかりでした。

とりわけ印象深い課題をいくつか紹介しましょう。

まず4級ではSUN壁の左にある、ガーリックサーフが目立つ課題。テクニカルやレジが感じられる課題ですが、多分これは読みにくさをテーマとした課題かと思われます。上部で盛大に迷って色々試した結果、あぁそういうことだったのかと感動さえ覚えました。これはすごく良かった。

3級ではSUN壁右の垂壁のところにあるピンクのボテ課題が印象的。これだけ頭一つ抜けて悪いようにも感じました。これもまた読みにくい系の課題かと思われますが、本当に苦労しました。多分初見じゃこのムーブは読みきれない。ポジション取りもムーブもオブザベ時のイメージとは随分違っていました。

 

2級では太鼓のピンクと115度の青がいい感じ。太鼓のピンクは下部から随分なレジが続き、傾斜が変わる抜け口あたりでとりあえず一苦労ありまして、何よりゴール取りの悪さが光っています。結構バランス感が悪くて、足元に壁がないのでスメアしたい場所にできないもどかしさをどうにかしながら頑張る課題。115度の青い課題はダイナミック系で、気持ちの良い課題。いろんな要素が詰まっていますが、これは比較的レジ少なめ。どちらかというとダイナミック・テクニック系とでも言いましょうか。慣れ切るとほとんどパワーを使わないで登れるので、とっても気持ちい。

1級ではスラブの黒と太鼓の緑がいい感じでした。というか、この2つしか落とせなかった。スラブの方は岩っぽいようで、案外ジム寄りなテイストに感じました。下部もバランシーかつレジが必要で苦しい課題ですが、何よりゴール取りが痺れた。不安なポジションからのシコルスキーが急に現れますので、これはぜひ実際に登って体験してみてください。本当にシコルスキーなんで笑 緑の方は不安なスタンスをしっかり踏んで、読みにくいムーブをしっかり読んで行く課題。実のところ色々パターンがありまして、その辺は実際に体感してみてもらう方がいいかと思います。不安なスタンスとか、気持ちの悪いポジションとか持ち感とか、結構悩まされるかと思います。一見下部の癖が強くて上部はすんなりいきそうにも見えますが、上部は上部でしっかり悪いので気を抜かずに。

と、こんな感じでした。実際、どの課題も面白かったので、グレード問わずに一通り触ってみてください。

 

そういえば、エナジー春日部に行ったことがある人は記憶のどこかにあるかと思いますが、例年この時期の2階は鬼のように暑かったのです。クーラー全開で稼働しているというのに、とっても暑い。正直そんな意識だったので早めに行って暑くなる前に登り切ろうと考えていたのですが、実際そんなに暑くはありませんでした。そりゃまぁ1階に比べればいくらか暑いけど、この時期のジムとしては全然マシな方。ということで、そんなに暑くはなかったので安心してください。

また、8/20までの間にこの模擬検定に合格すれば、グレードに応じてエナジー春日部店だけで使用できる特典がもらえます。1級合格の場合、物販15%OFFクーポンがもらえたりとか。ソムリエさんも必死こいて登りましたが、1級は2本しか登れずに合格ならず。でもいいの。とりあえず2級の特典もらえたから。これでそのうちシャークを買いに行こうと思います。春日部店の物販はサンダース系が非常に充実していて、新しいデザインのSNAPのチョークバックやMADROCKのシューズが豊富にありましたので、クーポンを手にいてれ是非その辺もお得にゲットしちゃいましょう。

検定本番では1時間以内に5本を登らねばなりませんが、今回のこの模擬検定では期間内なら何度でもトライ可能なので、ぜひ足を運んでボルダリング検定がどういうものなのか体感していただけたらと思います。

それでは皆さん、またお会いしましょう。

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