皆さんこんばんは、ソムリエです。
今回は最近頻繁にホールド替えをしているBebornにお邪魔してきました。
Bebornも非常に高い頻度でホールド替えをしており、強傾斜なんかは1ヶ月くらいで変わっています。遠征組としては嬉しいような、首が回らなくなる嬉しい悲鳴のような、そんな感じですね。
さて今回も豪華なセッター陣が揃っており、ヒラリーさん・MAXさん・Bouldersのヤンキーさん・ノブさん・ヒデさん・植田夢月さん、あと店長の石山さんとなっております。ここ最近行ったジムの中でもセッターの数はかなり上位にくるんじゃないでしょうか。それくらい多い。壁によってもずいぶんテイストが変わるし、壁の中でもセッターさんによってガラッと印象が変わるので、それら1つ1つを味わいながら登るのも楽しいでしょう。
スラブから薄かぶりにかけてはヒラリーさんがゲストになっているので、足をこれでもかと意識させられる課題が豊富でした。不安な足を踏んで乗り込んで、ポジションを合わせて登っていく感じ。普段から触ってるとはいえ、やっぱりヒラリーさんの課題は面白いです。
奥壁と強傾斜はGWのイベント課題が残っていて、そこにMAXさん、ヤンキーさん、植田さん、石山さんの復旧セットが合わさった盛り沢山な壁に仕上がっています。全体的に良い具合にbebornテイストが出ているので、安定の保持感の高さですが、奥壁横のコーナーの2級2本は憩いの課題。どちらもダイナミックさがあり、それでいてバランシーな課題なので、レた時に取り組めば、保持力は随分回復できるでしょう。まぁ、ヨレたら普通にレストすればって話ですけどね。
そして強傾斜の安定の面白さ。最近bebornに行っても、大半の時間をこの強傾斜で過ごしています。だってすこぶる楽しいんだもの。3級までは比較的愛のある感じですが、強傾斜の白い3級など、妙にパンチの効いた課題もあるので気が抜けません。ていうか普通に悪かった。個人的にお気に入りは左の傾斜の緑の2級と強傾斜の黄色い2級。緑の2級はひたすらピンチを保持る良いピンチトレ課題。強傾斜の方はとにかくムーブがカッコいい。カッコよく登れるかは別ですが。クライマーならこの動きは憧れるものがあるでしょう。振られを抑えるのに肩を入れて肩甲骨周りを酷使したので、翌日の左肩は使い物になりませんでした。
この他にもbloczの1級や青いcheetaにランジする課題など、色んなタイプの魅力的なラインが豊富ですので、今度の遠征で行かれてみてはいかがでしょうか。間違いなく精魂尽き果てるまで登り込めること間違いありません。
それでは皆さん、またお会いしましょう。