皆さんこんばんは、ソムリエです。
11月の頭に2階の全面ホールド替えが行われたマウンテンクリフに行ってきました。
今回は何と言ってもセッターが熱い。いつものおしょうさんとヒラリーさん岡崎さんに加えて、モーメント仙台南から相澤さん、そして9Aより茂垣敬太さんが入っているのです!茂垣さんの課題なんて関東ではそう触れるものではありませんから、大変貴重です。この機を逃したら、一体いつ触ることができるでしょう。ジムクライマーなら兎にも角にも考える前に足を運んで触れるべきですね。
課題の方はといえばスラブは全体的にバランシーで繊細な課題が豊富でした。保持感は特に必要ない感じ。最近ありがちなパワースラブ要素はありませんでした。とりわけ下のグレードは相変わらず狂ってましたね。5.6級のパンチの効き具合といったら衝撃的でさえあります。普通に落ちましたし、緊張感がすごい。茂垣さんの1級はジムのスラブの良さが詰まった課題ですので、是非触れてみてもらいたいですね。めちゃくちゃおっかないですけど、あの緊張感が最高に堪らない。
メインウォールの方は比較的真っ向かつムーブ系が多い印象。コーディネーションやダイナミック系もありますが、どちらも初段で片方は事故の予感しかしないので弱メンタルの私はさっさと敗退してしまいました。全グレード保持感強めで、ポジションといい、動きといい、関東のクライミングとは一味違った課題の流れがとても刺激的で面白い。
ちなみに最後の追い込みにはルーフの黒×がオススメです。鬼のように体幹と背中が疲れるので、最後はひたすらこの課題をやっていました。初段の課題なのですが保持感自体はそこまで悪くなく、フットワークである程度は誤魔化せるので私のように貧弱系のクライマーでも是非触れてみてください。ムーブも格好いいし、いろんな要素が詰まっているので、たとえ登れないとしても触れる価値のある課題でした。
ちなみに今回のグレード感についてですが、今回のセットの前にラインセットの回があったのですが、それに比べては甘めとのことでした。実際ソムリエ基準からすれば結構辛い方で、安心の辛さと思ったのが正直なところです。
結構フリクションが重要な課題もちらほらあるので、遠征組は早めに訪れることをお勧めします。
それでは皆さん、またお会いしましょう。