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クライミングジムRocky-品川店-のご紹介

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皆さんこんばんは、ソムリエです。

第36回は東京都品川区にある『ロッキー品川店』を紹介して行きます。

 

クライミングジムRocky品川店

品ロキといえば遠征先としても人気が高く、訪れたことがある人も多いでしょう。ロッキーとしてもクライミングジムとしても中心的なポジションのジムでありますし、毎年流行の先端を行くジムとしても有名かと思います。

今回は4/28に大改装を経てリニューアルオープンし、壁が新しくなりそれがあまりにも魅力的だったので行ってまいりました。またそれに伴い『So iLL』フェスが開催され、SoiLL好きとしては見逃せなかった訳です。

 

ではでは今回もさっそく紹介して行きましょう。

 

店舗の大きさ

店舗の大きさは都内最大級とだけあってかなり大きめ。壁は初心者ウォール、球体壁、薄かぶり、強傾斜、巨大ルーフ、スラブ、多面壁とラインナップ豊富。そしてその一つ一つが十分な大きさを持っており、都心のジムとは思えないほど広々としています。レストスペースも広いし、都心であるのに無料駐車場(5台)まで完備されていると言う驚き。ちなみに一応近隣にコインパーキングはありますが、そこそこ高いので車での遠征組は早めに行くことをお勧めします。あと余談ですが隣にローソンがあるので高速から真っ直ぐジムに向かって大丈夫です。

壁の高さは一般的高さといった感じでした。なんだかんだ、4.2m前後が落ち着きます。高過ぎず低すぎず、手数は十分に確保され、動きも狭く無く、特に違和感もないちょうどいい高さ。高いのも低いのもそれぞれ好きですけど、やっぱりこれくらいの高さがストレスフリーで良いですね。

 

課題数

課題数は102課題と多めでした。以前にもちらっと話しましたが、セットが二ヶ月周期になり各回で100課題となったので、遠征組には嬉しい仕様。50課題は回によってはさっくり触り尽くしてしまって、もうどうやっても落とせないものしかなく、やることが無くなってしまうということがあったので。まぁそんな時はひたすらサーキットしたりもしてましたが笑

 

課題の傾向

課題の傾向については、今までに2回ほど品ロキに行ったことがありましたが、保持感が強めだと言う印象を持っていました。今回のセットでは、比較的ムーブ系が多かったように思います。癖の強い動きが多く、そういうのが大好物な私としては最高に楽しかったですね。癖の強い課題を始め、コーディネーション、ど真っ向系、バランシー、ダイナミック等々。

 

クライミングウォール

今回品ロキのセットは『So iLLフェス』と題してSoiLLのホールドを多用したセットになっていました。中でも目玉といえば新作である『innies』(もしくはthinnies。とりあえずその差がさっぱり分からないので以下inniesで統一します)。それをふんだんに使った課題でしょう。私が知る限り日本ではDOGWOOD調布にて初お披露目となった『innies』。それからはちらほら大きいジムで見かけるようになりましたが、このホールドは本当に面白い。ポッケとしてもピンチとしてもスローパーとしても使え、向きによって保持感は全く変わり、スラブから強傾斜までオールラウンドに対応。見かけでは保持感がイマイチわかりにくく、オブザベをした時に不安な要素を意図して作れそうな感じ。見た目もシンプルでサイズバリエーションも豊富。Flat、Cheetaに続き今年の流行ホールドになるんじゃないかと密かに思っています。嘘です。結構心底思っています。

今回のセットでは4級、2級、1級、初段に使われています。スラブから強傾斜、球体壁にもあり、このホールドのポテンシャルの高さを十分に感じることができると思います。ホールド好きの方々はぜひ、『inniese』を触ってみてください。そして誰か、無学な私にinniesとthinniesの違いを教えてください。

 

グレード感

グレード感は普通からやや甘めくらいと行ったところ。個人的に思うロッキーグレードとしてはちょうど良い具合でした。とりあえず現在の品ロキのグレード感がロッキー全体の指標となるらしいので、しばらく落ち着くのではないかと思われます。最近ロッキーのグレード感に周りのジムも多少なりと影響を受けているのだろうと感じました。やはり関東で6店舗も展開し、遠征先としての人気も高く、少しづつ少しづつ間接的に緩やかに影響を与えているんだなと。甘めの時は周りのジムも甘めになっていましたし、辛めになったときはやはり周りも辛めになっている印象でした。まぁ私が行ってる範囲内の話なんですけどね。

 

品ロキ名物球体ウォール

もう少し話を続けましょう。

冒頭でも触れましたが、4月に大改装が行われ壁全体が木目の美しい壁に生まれ変わりました。球体壁はウィップスよりPAXさんを迎えて曲線美に溢れる壁に仕上がっていましたし、更衣室側のエリアは飯山さんを迎えて建て替えが行われ、傾斜のきつい多面壁となっています。やっぱり壁のルックスが良いとモチベーションを刺激されますね。

ロッキーオリジナルの球体壁は非常に面白いもので、垂壁・強傾斜・緩傾斜・R壁・3D壁の要素を全て内包しています。球体状の壁としての規模が大きいが故にその性質を持つことになったのでしょう。一手一手進むごとに壁の性質が変化し、慣れない負荷に最初は随分と苦しめられました。初めて訪れたときは苦手意識を抱いたこの壁ですが、回を重ねるごとにこの壁の魅力に気づかされました。R壁の性質がどの方向にもあり、三次元的な動きやバランスが要求されるので、体の使い方がとても新鮮です。

 

セッター陣

そして飯山さんによる多面壁の魅力的なルックス。傾斜が苦手な私でも素直に登りたいと思わせれれる楽しそうな雰囲気。なんだったらこの壁のどの課題もとてもよく練られていて、純粋に面白かった。とりわけ気になったのが140°が2面合わさった壁。ここはいろんな名作が生まれそうな良い壁だなと気になって気になって仕方ありませんでした。今回のセットの課題も秀逸ですし、次回以降ここにできる課題に注目ですね。

また今回はゲストセッターに堀さん・カツさん・野村真一郎さん・松島ユキさんの4人が入っております。堀さんとカツさんの課題はクオリティも高くモチベーションを刺激される良い課題ばかりですし、野村さんや松島さんの課題はそう触れるものでもないのでこの機会にぜひ触れておきましょう。とりあえずどの課題もとにかく良かった。本当に面白かった。久々に夢中になって登っていました。遠征先として今回の『SoiLLフェス』は超お勧めです。7月1日までとのことなので、是が非でも遠征に行って来てください。自信を持ってお勧めいたします。

 

編集後記

さて、いかがでしたでしょうか。

なぜか今回も随分書き上げるのに苦戦しまして、こんなにも時間がかかってしまいました。文章で伝える、ジムの特色を書き分けると言うのは本当に難しいものです。自分の語彙力の乏しさを毎度毎度痛感します。

それでは皆さん、またお会いしましょう。そして次回をお楽しみに。

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