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クライミングジムAO_ROC(アオロク)のご紹介

更新日:

第31回は茨城県鹿嶋市に新しくオープンした『ao_roc.climbing』を紹介していきます。

 

クライミングジム・アオロク

SNSなどをみている限り、遠征に行ったよーという方結構いらっしゃるんじゃないでしょうか。また同様に気になっている方も数多くいるかと思います。ここ最近できたジムの中でも注目度の高いジムの一つと言えるでしょう。

茨城には良質なジムが数多くありますが、霞ヶ浦より東側周辺のエリアは寂しい状況が続いていました。そんな地域にですよ、突然規模も大きくクオリティの高い壁が出来たものですから、度肝を抜かれてしまいました。しかも奥谷さんが一人でこの壁を建てたということもまた、驚かされる話でありました。

 

さ、今回も早速紹介していきましょうか。

 

店舗の大きさ

まずとにかく店舗が大きい。

やや乱暴な表現にはなりますが、個人経営のジムとして大きすぎるんじゃない?っていうくらい大きい。そして広い。メインとなるボルダーエリアはベーキャン入間くらいあり、レストスペースも広く、キッズウォールも完備し、未開放ではありますが2階もありますし、何だったら使ってないエリアも結構広いという。とにかく広い、広すぎる。

拡張性が非常に高く、高いポテンシャルを秘めているので、今後の展開にも期待度大です。

 

クライミングウォール

そして壁の高さも高い。広いし高い。圧倒的なスケール。大きな動きにも対応し、それでいてしっかりと手数を確保できる高さがあり、さまざまなタイプの課題が生み出せることでしょう。また開放感があるためなのか、上部の高さによる恐怖感はあまり感じませんでしたね。登っていて少し不思議でした。

でもってこの壁を奥谷さんが一人で建てたというのが本当に驚きでした。事前に話を聞いた段階でも驚きでしたが、実際に壁を見て素直に「ほんとにやばいな」と思いましたね。聞けば奥谷さんのこだわりが色濃く表現されている壁となっていて、それを一つ一つ噛み締めながら登ってしまいました。

 

課題数

課題数はオープニングセットだけでもかなりの量がありました。それから随時追加されていますので、遠征に行けば一日中登り倒せることでしょう。

 

課題の傾向

課題の傾向はムーブ・ポジション系が多かったように思います。比較的ホールド感はポジティブで、ムーブの癖が強い感じでした。また壁がとても立体的な構造をしているので、手としてはいいけど足としては悪いとか、取りに行くまでのストレスが高いとか、結構ありました。柔軟性が要求される課題もちらほらあり、女性向けといえそうな高グレード課題もあったので、そちらも探して登ってみてください。多分見た目でわかるかと思います。

壁の形状がやばいこともさることながら、それに合わせてうまい具合にホールド感を調整して課題を生み出すセッターさんたちはホントにすごいなと思いました。どれもこれも名作ばかりなので、遠征の際にはグレード関係なしに登りまくってください。

ゲストセッターはヒラリーさん、加島さん、YOUさん、奥谷さんと豪華メンバー。個人的に大好きな方々ばかりで、最高にアツいメンバーだなと行く前からずっとワクワクしていました。

 

グレード感

グレード感は私が言った段階で全体的に見れば甘めといえるかもしれません。

多分実際甘めというわけじゃなくて、ゲストセッターが4人も入っているのでそれぞれのグレードのばらつきがあるという方が正確でしょう。やったら悪い3級や初段とか、登りやすい1級とかちらほらありましたので、そのうちテープを張り替えるかもとのことでした。

もう少しすればジムとしてのグレード感が落ち着いてくることでしょう。

最近気づいたのが、ジムのグレード感ってお客さんに依存するんですよね。もっと言えば常連さん。傾向としては強い常連さんが多いジムは辛い傾向にあり、逆に初中級者が多いジムは甘めになる傾向ですね。

アオロクもまだオープンしたばかりなので、ある程度常連さんが出来てくればジムとしてのグレード感が出てくるでしょう。

 

雑記・ヤバイ

さて、ここまで結構好き勝手書かせていただきましたが、ここからも気になった点とかどんどん書かせてもらいますよ。

ちらっと前述しましたが、本当に壁のクオリティが『ヤバい』の一言に尽きます。スラブから強傾斜、マントル壁、多面壁と壁のバリエーション自体も豊富で、全体的に多面的な構造をしています。多面壁と表現することは簡単ですがその構造は複雑で、とても文章に書き起こせるものではありませんでした。ただ登っていて多面による違和感というか新鮮さが本当に面白い。課題の見た目的に『あぁやったことあるようなパターンのやつね』と取り付いてみるとバランスがいやらしかったり、普段接しないようなタイプの課題ぼかりでした。また一面だけ色のついた壁があるのですが、壁の真ん中より下部あたりに段差がありまして、これがまたいい味を出していましたね。「おかもち」やアンダーもできるし、足技も良い具合に出せる形状になっており、すごくいい壁だなと思いました。

 

キッズエリアもあるよ

キッズエリアがメインエリアの他にあり、ここの滑り台にも確かなこだわりと技術を感じました。まず滑り台が大きいんですよ。大人の背丈くらいありまして、すごく滑りがいい。また滑り台の下部にメインウォールでは使われていない曲面が使われており、ちょっとした遊び心的なもの感じました。オープン直後に行き子供たちがいない時間にちょっと滑らせてもらいましたが、普通に楽しい。なんだったら着地の瞬間思いのほか加速していてちょっと怖いくらい。ジムソムリエだけど、キッズエリアなんだけど、SNSでこの滑り台を見かけたときからすごく気になっていて、この滑り台はアツいなと思ってしまいました笑

間違いなく小さいお子さんは楽しいでしょうね、この壁。また休日は結構お子さん連れのお客さんが多かったですが、キッズエリアがあるおかげで大人は安心して登ることが出来たのも嬉しい点でありました。

そして受付で買えるコーヒーがすごくおいしい。個人的にジムで飲んだコーヒーの中じゃ2番目に美味しかった(一位はMaboo。正直スタバとかコーヒーショップより美味しいと思ってる。アオロクの珈琲もその辺のコーヒーショップのものより全然おいしい)。近所に珈琲豆専門のお店があり、そこの珈琲豆を使用しているとのことなのですが、後味がすっきりしていてブラックでもすっと飲めてしまいました。雑味がないのかな。小さい飲みきりカップなのもまた良かったですね。行った際には是非飲んでみてください。

クライミングというスポーツは実に不思議なスポーツですよね。スポーツといってしまうのはやや違和感を感じてしまいますし、登るときの服装はほとんど私服のような格好ですし、何より珈琲と煙草とお酒が実によく合う。ほかにこんなスポーツがあるでしょうか。

珈琲と煙草をこよなく愛する者としてそれは非常に幸せなことでありますし、だからこそ美味しい珈琲を提供してくれるジムは大好きです。

 

まとめます

さてさて、本当に好き勝手書いてしまったのですが大丈夫かな。

壁や課題、その他もろもろにたくさんの魅力が詰まっているとても良いジムです。ぜひ実際に訪れ、それらの魅力を堪能してきてください。

看板犬のアオちゃんも必見です。超可愛いし美人さん。そんなアオちゃんに魅せられ、犬を飼いたくなってしまったセッターさんもおりました笑

オープニングセットの課題はまだしばらく残っているそうです。やっぱりオープニングセットが遠征先として一番間違いありませんから、残っているうちに遠征に行きましょう。

それでは皆さん、またお会いしましょう。

 

追記

店舗外観の写真は千葉さんよりお借りしました。凄くかっこいい写真。

クライミングジムアオロクの外観

 

 

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