皆さんこんばんは、ソムリエです。
先日ライブウォールが復活したAvueにお邪魔してきましたので、どんな感じになっていたか簡単に記事にまとめておこうと思います。
海外のジムを彷彿とさせるこのイカしたルックスのライブウォールがまぶし壁になって、随分と経った気がしますが、左側のレギュラーウォール以上に、このライブウォールは個人的には大好きな壁だったので、まぶし壁になった時は正直心のどこかで残念な気持ちがありました。絶妙な傾斜の変化と各壁の大きさのバランスが面白くて、その上に引かれるラインセットはこの上なくモチベーションを刺激されるものだったので、まぶし壁になった時は正直物寂しい気持ちが大きかったのを覚えています。先月のホールド替えでライブウォールのラインセットが復活したのをみて、居ても立ってもいられなくて早速足を運んできました。やっぱり、この壁のラインセットはテンション上がっちゃいますね。ちなみにライブウォールがまぶし壁の時もしっかり楽しませてもらいました。壁高も傾斜もあるし、豪華なホールドの数々とマンスリー課題は、遠征で訪れてもつい惹かれて登っていました。
さて、久々に復活(?)したライブウォールはそれはもう安定の面白さで、ご機嫌な課題からストレスフルな課題まで盛り沢山の内容。今回のセットは店長の國井さんと小林由佳さんで行われ、保持感が強いのは大概國井さんの課題で、ご機嫌な課題は由佳さんの課題という感じになっているそうです。ご機嫌な課題ってなによって感じですが、のびのびとしていたりダイナミックさのある感じの課題ということを言いたいんです。國井さんの課題に比べて少し保持感が優しくて、ムーブやポジションの悪さを出しながら気持ちのいいところは気持ちがいいという感じで、実際に登っていて自然とその言葉が思い浮かんだので、とりあえず感性に従って表現しておきます。
比較的低グレードから課題があり幅広く多くの人が楽しめる壁になっていますが、グレード感は結構引き締まった感じで、一筋縄ではいかない課題ばかり。アップで下のグレードから触ってみると、スラブの緑やライブウォール右端の赤い課題でドッキリさせられます。手がいいからと言って、スタンスや動き普通に悪いし、スラブの緑に至っては油断したら落ちれる課題。赤い課題はご機嫌な課題で、サイファー推奨の体を動かすにもってこいな課題。実際こういうガバで伸び伸び動く課題は大好きで、ウォーミングアップの時やクールダウンの時に重宝するので、遠征に行ったら真っ先にそんな課題を探してしまいます。ちなみにこの他にご機嫌な課題は、赤のすぐ近くにある白の3級と、多面壁に当たる部分にある緑。白は前半は随分とご機嫌な感じですが、中盤以降はポジションの気持ち悪さが際立つ課題。緑はスタートの気持ち悪さから一転して、kilterのガバに飛びつく気持ちの良い課題。上部は気持ちの良いポジションで動けるので、結構お気に入り課題(※ゴールはちょっと不安)。2級では傾斜左面あたりから始まる白い課題がご機嫌な課題。しかし中々止まらないし、中盤の保持感は全然ご機嫌じゃない。ソムリエさんの貧弱な指では耐えることもままならない。というか、2級以降どれもかなりパンチが効いていて全然できやしない。唯一できそうに感じた多面壁部分にある白い2級も、ゴールの足を信じきれずに敗退。
國井さんの課題(というか保持感の強い課題)もまた指と心にガツンとくる課題で、クライミングをしている充実感が最高。お酒にハマってからなぜか体重が3kgほど落ちて(多分筋肉が落ちた)相対的に保持感が上がったためか、最近保持系の課題がそこそこに登れるようになってきて、頑張って持つ面白さを覚えたので、この保持感の強い課題の数々はとっても刺激的でした。その代わり、すんごい勢いで指が疲れるんですけどね笑
そして最近地味にソムリエさんの中でブームがきているAvueのマンスリー課題。今回のセット替えからレギュラーウォールの奥壁がまぶし壁になったのですが、やっぱりまぶしは面一の強傾斜に限りますね。もう、めちゃくちゃ楽しかった。ラインセットに惹かれていったのに、気づいたらまぶし壁の前にいて、結局ずーっとこの壁にへばりついていました。こちらのマンスリー課題は全て國井さんの課題で、保持感強めでいろんなバリエーションの課題を楽しむことができます。でっかいホールドでガシガシもできるし、緻密にポジションを合わせながら全力保持で頑張る課題があったりと、本当に楽しかった。とりわけ7月のNo.10の悪さが際立っているので、訪れた際には是非、トライしてみてください。
とまぁ、こんな感じでありました。久々に疲労の限界の先まで登り込んでしまい、翌日以降悲惨な筋肉痛に見舞われました笑
皆さんも是非、今度の遠征の際に