茨城 関東地方

サンダーバードとこれでもかと戯れられる

皆さんこんばんは、ソムリエです。

先日ホールド替えがされたばかりの阿見ロキにお邪魔して来ました。

平日休みでどこか遠征行きたいけど再訪記事になるようなところがないかなと迷っていたら、丁度よく公開日だったので、早起きして行っちゃいました。油断するとすぐ記事が溜まってしまうのでね笑

さて、今回の阿見ロキはゲストに『のむしん』こと野村真一郎君と、『YOU』こと酒井悠さんが入っております。

今回のセットも名物のコーディネーションあり、緊張感のあるスラブがあり、激カチ真っ向系、テクニカル・バランシー系と非常にバリエーション豊富な課題が揃っています。グレード感は前回よりやや締まり気味といった具合でした。

個人的にKilterを愛しているので、男子更衣室前の強傾斜にある紫の2級は一目惚れですぐさま取り付きましたが、多分これが2級最難課題。ムーブさえ見つけてしまえばある程度は処理できるのですが、それにしたって全体的な強度が高い。久々に顎が自然とカチ上がりました。もう全力トライ。2級と言えど振り絞れる課題ですので、かなり楽しませてもらいました。ちなみにこの壁にしんちゃんの3段があります。とりあえず私のレベルでは意味不明。ムーブはわかるけど、soillなんかひとっつも持てませんでした。

1級以上はメリハリが非常にはっきりしていて、半分以上は絞られています。入口正面にある赤いサンダーバードの課題は下部はまぁ誤魔化せるとしても、ゴール前のサンダーバードがすっごく悪い。ソムリエさん、サンダーバード適性が非常に低い人間なので、あの外形したやつは保持できないんです。10回じゃきかないくらいトライしましたが、全然持てない。持ったフリで動こうとしたら吹き飛んで、そこで心が折れました笑 ですがそこに至るまでサンダーバードとこれでもかと戯れられるので、是非触って見てください。スラブの2本はどちらも結構絞られておりまして、右の青いラインはまだ若草の範囲内。緊張感があってすごく楽しい。左の白いラインは怒涛のノーシャドウ祭り。右のライン以上に緊張感があり、外岩のスラブを彷彿とさせるものがあります。めっちゃ怖い。あと1級ではこの裏にあるルーフ?の左側の緑のラインがいい課題でした。パワフルでありながら、テクニックやオブザベ能力を問われる、いろんなものが詰まった良課題。最終的に体力核心になるかと思いますので、こちらは早めに取り組んだ方がいいでしょう。

初段はどれも一癖も二癖もあり、見た目が良いものが多いのでつい目移りして色々触ってしまいました。ま、初段なんでどれも悪いんですけどね。入口近くのダイアモンドホールドの課題は距離感エグいし、動きも悪いし全然飛べない。廃墟にある青い初段は比較的優し目ではあるかと思いますが、中盤のスローパーの下りがどうにも悪くて手首もげそうでした。ただ見た目がすごく好みだったので、もげそうでも何度もトライしてしまいましたけどね。手首は辛うじてもげませんでした。

とまぁ、こんな感じ。

今回のセットは7月7日まで。課題の質や量、グレード感など遠征に程よいものになっておりますので、ホールドが変わる前に是非足を運んでみてください。

それでは皆さん、またお会いしましょう。

 

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