第25回は埼玉県深谷市に新しくできた『Lutra Lutra climbing park』を紹介して行きます。
今業界で最も注目を集め、最も激アツなジムといえるのではないでしょうか(そもそもカジ丸先生が激アツっていうのもある)。
では早速紹介して行きましょう
クライミングジムLutraLutra
店舗の大きさ
店舗は倉庫を丸々一つ使っているのでかなり広々としていました。メインウォールとは別にキッズウォールがあるのも遠征組としては嬉しいポイント。
クライミングウォール
全体的に高めです。スラブ垂壁でも危機感を感じれるくらい高かった。壁高がある上で被りも結構深いので、登攀距離がとても長い。とりわけ目玉ともいえる140°のスケールはかなりのモノ。横幅がかなりあるので、今まで行ったどのジムよりも強傾斜の威圧感が半端無い。こんな広々とした強傾斜はそうないでしょう。(この140°の為に店舗がやや圧迫されていという話に確かな情熱を感じざるを得ませんでした笑)
課題数
全体的に見れば普通程度。店舗や壁の規模からするとやや少なめに見えるかもしれません。ただ全くもって触り切ることができなかったので、少ないということはないでしょう。写真はまぶしが入る前のもので、今現在は更に多くなっています。またセッターも激アツで、ヒラリーさん、竜馬さん、クニクニさん、大西さんカジ丸先生ととても豪華。もう既にメンツからして面白いに決まっている。
課題の傾向
としてはボディにくる系が多かったように思います。比較的ホールド感は良いのですが、要所要所でボディで抑えたりすることが多く、肩と体幹周りに来ましたね。最近は前腕か足腰が疲れることが多かったので、ここのようにボディ周りに来るジムは久々で新鮮でした。それもあってかめちゃくちゃ楽しかった。最後までハイテンションで登り倒して来ました。
グレード感
意外とマイルドめでした。2級以下はピリ辛くらいで、1級あたりは登りやすいかなという感じ。初段以降は触ってないのでなんとも言えませんが。意外とというのも、今まで色々なジムに遠征していてカジ丸先生の課題に触れる機会が度々あったのですが、その度にヤバイなという印象を抱いていました(3rd wallyのコンペ壁にあった1級よりの3級とか)。オープン二ングセットということもあるので、そのへんも関係しているでしょう。
むしろ今後どんなグレード感になるのか楽しみですね。個人的にはヤバい感じになるんじゃないかと期待しています。やっぱり辛めヤバめの方が何だかんだ楽しいですからね。
カジ丸先生のジムということもあり、今ある1級までの課題は150cmで可能とのことでした。そういう仕様なんだろうなと思いながら登っていましたが、ちょいちょい遠い。普通に遠い。なかなか絶妙な距離感で、近いような遠いような感覚が惑わされる感じ。それがまた面白い。
私、基本的に一度遠征に行くとホールド替えが行われるまで行かない主義なのですが、ここはまたリピートしたいと素直に思いました。課題を触り切ることができなかったというのもありますし、なにより課題が面白過ぎました。本当にもう一回行きたい。
編集後記
さてさて、とりあえず今回はこのへんで。
兎にも角にもめちゃんこ面白いジムなので、今週の遠征はルトラルトラ行ってきてください。どこかに遠征いく予定だとしてもルトラルトラに行ってください。それくらいの価値がありますし、オープン二ングセットを逃すのはかなりもったいない。年明けにも2面ホールド替えがあるとこのことなので、もうダッシュで行きましょう。そして全力で登り倒し、カジ丸先生激推しの花湯スパリゾートで癒され、カウボーイ家族で腹を満たしましょう。
あぁ、本当にもう一回行きたい。もっと休みが欲しい。
それではみなさん、またお会いしましょう。