コラム

クライミングシューズの消臭おすすめグッズ

皆さんこんばんは、ソムリエです。

今回はクライマーとは切っても切り離せない話、シューズの消臭についての話を書こうと思います。

最近のシューズは性能が良く気密性も高いので、人によってはどうしても問題になるじゃないですか。特に夏。足汗が多い人なんかは特に悩まされるかと思います。

あの日本のソウルフードとも呼べる納豆にも似た芳しい香り。なぜ納豆の香りは食欲をそそるのに、シューズの匂いでは吐き気を催すのか不思議に思います。似た匂いだと認識するのに、何故息がつまるのでしょう。真面目に考えると納豆が嫌いになりそうなのでやめますが、自分でも不愉快に思うのに、他人がそれを不愉快に思わないわけがないじゃないですか。しかし正面切って自分からいうのも気がひけるし、指摘するのも気がひけるしと日本人らしさを全開にすると、シューズの匂いに関してはあまりおおっぴらに触れられない話となったわけです。まぁ余程気心知れてない限りこの話はしないですよね。

私自身足汗を非常によくかくので、シューズの匂いに関してはかなり悩まされました。色々試行錯誤して今は随分と落ち着いていますので、それらについて簡単に紹介していこうと思います。ネットに落ちているような情報はすでにご存知の方も多いと思うので、その辺は適当にすませていこうと思います。

では早速本題に入りましょう。

 

シューズが匂う原因

ざっくり言えばシューズや足に繁殖した細菌が、あの芳しい香りの原因。つまりその細菌の繁殖を抑えるか防ぐことが核心とも呼べる要素なのです。足の細菌がシューズに移るのか、シューズ内で繁殖した細菌が足に移るのかは永遠の疑問ですが、とりあえず足とシューズの両方から対策をすることが重要になります。

匂いというグレードよりも曖昧なものを語るにあたり、個人的な体感度合いを以下のようにします。参考にしてください。

  • 10:MAX臭い。半径1メートル以内に強烈な香り。風に乗って飛散する。
  • 8:臭いがむせ返える程じゃない。
  • 5:匂いはするが、半径30cmくらい。離れれば大丈夫。
  • 3:シューズの臭いと言えるレベル。
  • 0:無臭

この間の数字が出てきたときは、その中間ぐらいの感じとニュアンスで感じ取ってください。

 

シューズの匂い対策

1.対策の前に

すでに使用しているシューズで消臭防臭を行うのは、あくまで匂いの程度を減らすだけにすぎません。本格的に消臭防臭をするためには、新品のシューズを使うときから対策を施す必要があるのです。あと基本的に私がすごく面倒くさがり屋なので、そんな私でも使えているズボラアイテムを中心に紹介します。

 

2.足をよく洗う

基本中の基本。毎日お風呂の際によーく洗うと随分と変わります。特に巻き爪の人は、爪の間に入ったゴミなどがニオイの原因となります。それが嫌で深めに爪を切って巻き爪が悪化するなんてこともありますので、その辺は要注意。

 

3.対策グッズを使う

最近はいろんな消臭アイテムが登場しておりますが、その中でもオススメのものを紹介して行きます(使用感はソムリエの個人的主観に基づきます)。

 

Drypoint(ドライポイント)

アメリカ発楽チン消臭アイテム。シューズの消臭と言ったらこれが一番オススメ。これを使うだけで、かなり匂いが抑えられます。MAXを10として10→5くらい。

元々はバレーシューズ用のアイテムなのですが、それをクライミングシューズ用にもと発売した商品。乾燥剤的なものが入っており、シューズを除湿し細菌の繁殖を抑えてくれます。ラインナップはSサイズとMサイズの2種類。カラーバリエーションはとても豊富。基本的にはSサイズで事足りますが、女性などサイズ(履き口)の小さいシューズはSじゃないと入らないかもしれません。Mは結構大きいので、アグロなどのように大きく口の開くシューズ向け。Mの方が大きい分、消臭効果も長めです(ただし乾燥までにかかる時間も長め。人気のSサイズはすぐなくなるので、見かけたら買っておくべき)。どちらも平均して2~3ヶ月ほど消臭効果が持続するかなと言う印象。ジムで取り出した時に外に放置しておくと、その間に乾燥するのでより効果が長持ちします。Sサイズだと2000円もしないので、シューズを新しくする度に買っていました。ちなみに自分でも作れそうですが、やると非常に面倒なので買ったほうが早い(体験談)。

使い勝手も非常によく、基本的にシューズに入れるだけとほぼ手間いらず。シューズを新しくしたら一緒に購入して新品を使い始めるのがオススメです(片方が中古の場合そこから雑菌が移る可能性があるので)。これ単体での使用で、10→5くらい。

またキッチンペーパーで包んでレンジでチンすると復活するのですが、まぁそれを試したことがある人は少ないでしょう。一度だけMサイズで試したことがありますが、10→2くらいの変化でした。あとレンジ内に匂いは移りませんでした(もちろん念入りに掃除しましたけどね)。ちなみに別の復活方法として、シューズに入れずDrypoint単体で外に放置しておくと復活します。どのくらい放置しておくかは不明。たまたま放置していて、たまたま匂いを嗅いでみたらなぜか無臭になっていまいした。体感10→0くらい。試しに新しく買ったシューズで使っていますが、特に新品と変わりない消臭具合です。こちらの方が平和的な復活方法かと思いますので、オススメです。多分天日干しとかの方が良いのかもしれませんが、材質の劣化なども考えられるので、風通しのいい場所に放置しておきましょう。あとで機会があれば、詳しい人に聞いてみます。

※2018/09現在、楽天での取り扱いのみ

DRY POINTE ドライポイント Mサイズ クライミング シューズ用除湿剤 消臭 drypointe-m

 

Dr.Scholl 消臭・抗菌 靴スプレー

こちらはクライミング用品とか関係なく、コストコで見かけて買って使ってみたら思いの外効果があったので、ドライポイントと併用して使っている商品。ネット上をみると、最強消臭スプレーとの呼び声もあるらしいですよ。Amazonでも買えますが、コストコの方が一本あたりの単価が安い。Amazonだと一本あたり850円くらいでしたが、コストコだと1本で600円もしなかったはず。どうせ使うものだし、コストコに行く機会がある人は買っておいて損はありません。ちなみにコストコでも置いてあったりなかったりします。

作用機序としては独自の成分で消臭+抗菌作用で匂いを抑制とのこと。その辺詳しく知りたい人はAmazonなどの商品紹介のページをチェック。ここではクライミングに関係もないし、そちらに書いてあるのでさっくりでおしまい。

個人的にオススメの使い方としては、登り終わったシューズに噴射→煙がシューズ内に止まっているうちにドライポイントで蓋をする。と言う感じで使用しています。この使い方で、10→2くらいまで抑えられます。ちなみに無香料なのですが、無臭ではありません。ベビーパウダーみたいな匂いがします。納豆みたいな匂いに比べれば気にもなりませんがね。

留意点としては、クライミングシューズの材質とこのスプレーの成分が問題なく使用できるのかと言う保証がない点ですね。多分1年くらい使って、4種類ほどのシューズで試しましたが、基本的に問題はありませんでした。材質の劣化を招くほど強い成分は入っていないのでしょうが、スプレータイプの場合シューズが固くなったり縮んだりするらしいので。体感そんなことはありませんが。

 

靴下を変える

オーソドックスな消臭対策の一つとして、靴下を履くと言う選択肢もあるでしょう。靴下で足汗を吸収というかシューズまで影響を及ぼさないようにする。でも実際のところ、足汗が多い人ってそれどころじゃないじゃないですか。多分アップが終わってちょっと登り始めた頃には、シューズに溢れちゃっているんですよ。素足で履くよりは全然マシになりますけどね。ちなみにそんな人のためにINFINITY PEAKSより『climbing skin』という商品があります。ウェットスーツに使われる素材を使用しており、シューズに足汗が行かないという画期的なアイテム。サイズ感や使用感などちょっと癖のある商品ですが、シューズを清潔に保つという点において最強とも呼べるアイテム。私はVer1を使っていたことがあるのですが、足汗が多すぎたのか少し滲んでくるようなことがありました。現在はver2が発売されておりますので、改善されているかもしれません。シューズの匂い以外にもフィット感の向上や痛みの軽減など嬉しい要素がたくさんある商品なので、気になる方はHPをチェック。

http://infinitypeaks.web.fc2.com/custom9.html

 

スリッパを履く

ジム内に限った話ですが、スリッパを使用するというのは非常に有効な手段です。直接の消臭効果はありませんが、防臭効果は非常に高いアイテム。

ジムがいくら清潔そうに見えたからといってチョークは積もっているだろうし、埃だってそれなりにあるだろうし、それらが付着した足でシューズを履くという事は細菌や雑菌の繁殖を助長する行為に他なりません。ジムによってはスリッパを履きにくいジムもあるかと思いますが、非常に有効な手段でありますので是非お試しください。また、対策アイテムの中で一番コストパフォーマンスに優れています。100円ショップで買えるもので十分。足が汚れないためならどんなスリッパでも構わないのですが、個人的にはクロックス状のスリッパの方がある程度の剛性があるのでオススメです。通気性があり足の湿気を逃せますし、スリッパクライミングにちょうどいいんですよ。ちなみにスリッパクライミング、なかなかに面白いですよ。ヒールとかトゥが一切使えなくフリクション頼りの置き方もできないので、点で乗るしかなくウォーミングアップにちょうどいいし、足がむくみ切ったクールダウン時にもちょうどいい。

使用時の注意点としては、マットの近くにおいておくとスリッパにチョークが積もったりしていますので、そうならないように工夫しておくこと。もしそうなっていたとしたら、きちんと汚れを落としてから履くようにすることが重要です。

 

シューズを洗う

最終手段ですが、シューズを洗うことである程度匂いを軽減できます。洗い方については以下のサイトにて詳しく書かれていますので参照してください。

クライミングシューズの正しい洗い方

個人的な変化量としては、一番臭っている状態を10として10→2くらいの軽減具合です。かなりマシになった気がするけど、どこかにまだいるって感じ。厳密なことをいえば洗うことによって雑菌を『減らす』ことは出来ても消毒や滅菌をしているわけでもないので、時間が経てば元に戻ります(しかも以前より早い速度で)。かといってアルコールや次亜塩素酸を使ったらシューズの劣化につながるでしょうし、足がかぶれる可能性があるので、早急に匂いを軽減させる方法として洗う以外に選択肢がないのも事実なんですけどね。

シューズ洗いの注意すべき点として、シューズを洗うという行為自体シューズの性能を低下させるリスクがある最終手段だということを理解した上で行いましょう。ノーシャンクから樹脂製、紙製のシャンクに至るまでそれなりのリスクがあると認識しておいてください。その上でリスク順に分類すると、以下のような感じになります(上の方がまだローリスク)。

  • ノーシャンク
  • 樹脂製のシャンク
  • 紙製のシャンク

洗う時は自己責任でお願いします。ソムリエさんは責任を持てません。

 

シューズの消臭まとめ

いかがでしたでしょうか。とりあえず私が知る限りの情報をだーっとまとめてみました。とりあえずオススメはドライポイントとスプレーの併用。これだけでかなり抑えられます。

ソムリエさん、基本的に超めんどくさがり屋なので毎回毎回靴をトントンしたりするのは嫌だったんですけど、この二つは入れるだけなので苦もなく続けられております。

DRY POINTE ドライポイント Mサイズ クライミング シューズ用除湿剤 消臭 drypointe-m

 

そしてドライポイントについては、商品のすごさの割に使っている人がそれほど多くないように思えたので、いつか記事として紹介したいなと温め続けておりました。いや指が動くこと動くこと。なかなか楽しい執筆でありました。次回からはしばらくジムの記事に専念しようかと思うので、コラム的な記事はまたしばらくお預けなのです。でも次回コラムを書くとしたら、コンビニダイエットについて書こうかと思っております。お楽しみにしておいてください。

登り終わった後にクライミングシューズのソールを乾かすのも効果的だと思います。

それでは皆さん、またお会いしましょう。

 

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