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3rdWally。Epidemicコンペ課題、独特の理不尽のテイストがたまらん

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皆さんこんばんは、ソムリエです。

今回は先日『Epidemic』という2周年コンペが行われた3rd Wallyにお邪魔してきました。なんだかんだ超久しぶりで、1年ぶりくらいの往訪。そして実を言えば、この前日はFLATにいたんです。遠征で山形→神奈川とかアホじゃないんですかね。ちったぁ落ち着けよと自分でも思います。やめないけどね。

さて、今回のコンペのゲストセッターには若宮さんとマックスさんが入っており、去年に勝らずとも劣らない豪華さで、課題は中々渋い感じにまとまっていました。予選課題は全体的に保持系のものが多く、ポップな見た目に惑わされて取り付いて、指が悲鳴をあげることもしばしば。ボリュームをボリュームとして使うのかと思わせた、巧妙なアンダーカチ課題とかね。ちゃんと持ってちゃんと踏んで動くような課題が多く、逆にコーディネーション系はなし。多少はポジションで誤魔化せはするけども、やっぱり持たねばならないので、指と前腕がすごい勢いで疲れていきました笑 そして予選課題というかレギュラーウォールの極め付きはスラブでしょう。ぜひ写真をご覧ください。なんだか異様にこのスラブ薄くありませんか。セッター的にやっぱりというか、予想を大きく超えるスラブの薄さ。一番左のピンク色の課題が5級で確かキッズの課題なのですが、5級にしちゃ足悪すぎませんか。それにオープンの課題なんてほとんど見えませんよ。コンペの課題だというのにこの見た目はめちゃくちゃ渋いと思うんですよね。この尖りまくってる感じも最高にイカしていて好きですけどね。

コンペ壁はレギュラーウォールとは打って変わって保持だけでは登れない、より動きやポジションが重要な課題による構成。足は悪くて不安げだし、保持感は別に弱まっているわけでもないし、全体的な強度も高まっている気さえしますが、要するにより面白いということ。そして私が何より楽しみにしていたこの独特な理不尽のテイスト。やっぱりこのコンペ壁は最高ですね。全く可能性を感じないところから始まり、少しづつ少しづつ課題と自分の動きを合わせていく工程が最高に楽しい。一本の課題に対してかなりのトライ数を重ねるので中々完登まで辿り着かないのですが、登れなくたって楽しい。だってその課題のことだけを考えて集中して、これ以上に課題を味わうという行為はないと思うのです。そして課題の中にうっすらとある3rd wally独特の理不尽のテイストがたまらんのです。この理不尽のテイストというのも、実は正確に分析できているものではなくて、ここのコンペ壁の課題に共通して感じる理不尽さの中にわずかな傾向があって、それのことを言っています。それが距離感なのか、出力や入力の方向なのかはよく分からないのですが。でもこの課題の雰囲気が3rd wally独特のテイストであることは間違いないですし、ぜひ足を運んでそれを確かめてみてください。

この課題は年内は残っているそうなので、お早めにお召し上がりください。

それでは皆さん、またお会いしましょう。

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